外国人技能実習制度とは

我国で開発、培われた技能や技術を学び、開発途上国への移転を図り、
「人づくり」に協力することを目的とした制度です。
従って労働力の需要調整の手段として行われてはならないとされています。

平成29年11月に新しい「技能実習生法」が施行され、現在約32万人(H31.3月末)の実習生が日本国内で実習をしています。

建設分野では24業種(36作業)の実習が認められています。

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実習生受入れのメリット

我国では少子高齢化が進み、深刻な人手不足の状態が生じています。技能実習制度を人手不足対策として利用することは制度の趣旨に反しますが、一方で3K業種と揶揄される建設業界にあっては今やなくてはならない制度となっているのも事実です。

若くてやる気がありまじめで勤勉な若者が自社のために、一生懸命働いてくれることは本当に有難いものだと実感されると思います。

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外国人技能実習制度の概要

団体監理型の概要

技能実習生受入れ後の流れ

技能実習生の流れ

新在留資格「特定技能」との違い

技能実習は「人づくり」を通じた国際貢献を目的としますが、特定技能は端的に我国の「人手不足」に対応する制度です。

特定技能では技能実習2号修了者もしくは同等以上の能力試験で合格者を、通算5年間限定(1号特定技能者)で受け入れる制度です。
注意しないといけないのはこの制度は外国人材を受け入れる企業のコンプライアンス遵守や、外国人材に対するサポートを非常に厳しく求めています。

安易にこの制度に頼って外国人材の受入れをすることはできません。
当組合では特定技能における「登録支援機関」として受入れ企業の皆様のサポートをしてまいります。

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技能実習生の受入れ実習枠

(例)常勤職員30人まで

・1年当たり 3人
最大3年間 9人

但、常勤職員数(1年当たり)を超えれません

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技能実習・移行対象職種(22職種33作業)

さく井 パーカッション式さく井工事作業
ロータリー式さく井工事作業
建築板金 ダクト板金作業
内外装板金作業
冷凍空気調和機器施工 冷凍空気調和機器施工作業
建具制作 木製建具手加工作業
建築大工 大工工事作業
型枠施工 型枠工事作業
鉄筋施工 鉄筋組立て作業
とび とび作業
石材施工 石材加工作業
石張り作業
タイル張り タイル張り作業
かわらぶき かわらぶき作業
左官 左官作業
配管 建築配管作業
プラント配管作業
熱絶縁施工 保温保冷工事作業
内装仕上げ施工 プラスチック系床仕上げ工事作業
カーペット系床仕上げ工事作業
鋼製下地工事作業
ボード仕上げ工事作業
カーテン工事作業
サッシ施工 ビル用サッシ施工作業
防水施工 シーリング防水工事作業
コンクリート圧送施工 コンクリート圧送工事作業
ウェルポイント施工 ウェルポイント工事作業
表装 壁装作業
建設機械施工 押土・整地作業
積込み作業
掘削作業
締固め作業
築炉 築炉作業
塗装 建築塗装作業
金属塗装作業
鋼橋塗装作業
噴霧塗装作業
溶接 手溶接
半自動溶接